ゲストブック(1998.9月〜1999.5月)
書込んでくださった皆さん、御意見ありがとうございました。
またよろしかったら、書込んでやってください。
99/05/20 11:35:11
名前: edger_ |
ホームページアドレス: 私のホームページへ |
コメント:
ミキモト 様
下記の論争?について、多分、一応の終結ということで、興味がおありの場合、私の掲示板に続きがあります
ので、宜しかったら御覧下さいませ。
99/05/17 08:14:30
名前: edger_ |
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コメント:
ミキモト 様
お世話様になります。
私も国民意識とかは余り考える必要も無いし、全く
考えて無いに等しいかと思います。
だから、ゆみさんに思想があるのかをお尋ねしたく
らいなのでした。
私もだから解からないクチですが、先日、三島由紀夫さ
んファンの関係で、私の掲示板に右の人の書き込みが
あったことから、リンクもしてお友達?にはなりました・・・。
私にはそういう思想は全く無いのですが。
今日はこれで改行が入るかな、どもお騒がせ?していま
す。
ゆみさん
私の言葉は決して不用意に使われてはおりません、ちゃ
んと裏のある言葉だったりします。
日本人以外の日本語が上手なら、母国語の私達より上
手、と捕らえても実質上はどうあれ、大差の無いこと
のような気がします。
余談ですが、嫉妬という感情は何故かいつも私には無か
ったりするのでした。
リービの名はどうだったか、確かにかなり昔に(20年く
らい前?)そんな本が出たような気がします。
読みたい本というのは、私の場合たいていは、タイトル
名、作者名、それから店頭で頭の数行で決まります。
過去、日本語で書かれた異国の人のもので読んだといえ
ば、立原正秋(生きている間は、隠しておられたんで
すね)、陳瞬臣くらいしか頭に浮かびませんが、どち
らも大して印象に残ってはいないのでした。
リービについて、多分当初も避けたと私は思いますが、
機会があれば読んでみようかと思います。
私も言葉に対してはウルサイ方だと思いますが、結構良
い加減に使っているかもしれません、要は心の伝え方
の方が問題になったりするかもしれません。
ゆみさんの御意見についても、決して私は曲解などして
なくて、素直に理解しているつもりなので、批判の対
象にはならないでしょう。
わざと間違えるというのも、言葉の遊びのようなもの
で、私もわざと詩を乱調に書く楽しみを知っています
(まじ乱調にもなるのですが)。
さて、これで当初の議論?になって来ているでしょう
か、楽しいです。
しかし、さすがに皆様、読書家なんですね、嬉しいで
す。
むうう、中上健次の作品にも私は感動出来なかったので
したが、豪放磊落?なお人柄が好かれていたのかもし
れませんね。
ところでゆみさんはお幾つなのでしょう。
hp.を作りましょう。
ミキモトさん中心に、ここは女同志、お友達になりまし
ょう、うふふ。
99/05/17 05:57:17
名前: 管理人ミキモト |
中学時代、数学は好きでしたか?: ゆみさん、edger_さんへ |
コメント:
ゆみさんへ
edger_さんへ
どうもどうもです。
忘れないうちに、僕もよく忘れますが、半角<br>での改行をなるたけ使ってやってください。随分と読みやすさが違うのです。
それで、同胞意識というものを僕は意識したことがないです。「同胞」というのはいわゆる、同国に生まれ育ったということでしょう?僕はその「同胞」という言葉を口に出して使ったこともなければ、そういうことを考える必然性もいままで覚えたことがないのです。私達日本人が……という主語には馴染みはありますが、実際に、深く考えた上で意識的に使うことはなかったですね。だから、あんまり分かんないです。
それと別に不安はないです。
これからもヨロシクどうぞ。
99/05/16 00:48:30
名前: ゆみ |
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コメント:
edger さん、リービ英雄という作家をご存知ありませんか? 「星条旗の聞こえない部屋」という作品で芥川賞候補になった人です。リービ英雄というのはペンネームで、ハーフでもクウォーターでもないアメリカ人です。この本、今では書店で売ってませんが、古本屋で探すか、図書館で検索すれば読めますので、読んでみてください。日本語を母国語としない人が書いた、良質の文学だと思います。 edger さん、ミキモトさん、わたしは喧嘩や揉め事を起こしたくて書き込みしているわけではないので、何かそういった不安がおありでしたら杞憂です。ただ、edger さんの言葉づかいに対してもそうなのですが、何気なく書いた(と思われる)言葉(たとえば「純日本文学」とか「自然」など)が気になる性質なのです。そして、そういった言葉を選んだ背後にあるものの考え方や好みをそれが無意識であればあるだけ、明るみに出して考えてみたいと思うのです。わたし自身の言葉遣いたいしても、そういう批判をしていただけたらとも思っています。
前回のわたしの書き方がわるく、誤解されてしまったようですので、訂正したいのですが、日本語の堪能な外国人に嫉妬するのは「邦人よりも上手」だからではないのです。日本人なら決ししないような表現、文法的には正しいし、言いたいことはわかる、でも日本語としてはこなれていないような文章、そういうものに嫉妬する、といいたかったのです。中上健次という作家は「てにをは」すら間違えることがありました。「間違える」というのは、むろんよい意味でわたしは使っているのですが。おそらくは、意識と無意識のぎりぎりの境界に立ちながら「てにをは」を間違え、校正の時にも訂正せずにいられるなんて、ちょっとすごいと思いませんか。
99/05/15 18:55:23
名前: edger_ |
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コメント:
ミキモト 様 リンク完了しました、こちらもして頂いたみたいで有り難うございました。また、禁止されていた大きめな題目で、発言を続けて済みませんでした。ゆみさんが興味深いのと、続きを何と無く発言してみたかったりして。で、揉めたりはしないし、この件については仰る通りに、これで一応終わりですしお許し下さいませ。 ゆみさん 他国の人の日本語文学については、本当は良いものなら誰が何を書こうと私は好きになると思っています。でも、未だそういうものには当たってはいないのも、事実ではあります。私は基本的に、何の差別もしないつもりですし、純日本文学ですら選ぶのですから、あらゆる眼は厳しいと思います。ゆみさんの言っておられた、「他国の人の邦人よりも上手な日本語に嫉妬する」という、私もそういうのは未だ読んだことはないけれど、そうなのかもしれません。逆に言えば、純日本文学にしても他国の人によるものでも、嫉妬するほどのものを読んでみたいかもしれません。そして確かに、年齢と共にある種の政治的というか、社会的な思想に近いものが生じて来るのかもしれませんが、私には思想的なことは無く、あくまで”自然”を愛して、自由に自然に書いてゆきたいと思っています。ゆみさんも小説を書かれるのですね、是非お読みしたいです。失礼ですが、ゆみさんは左右思想とかお持ちなのでしょうか、少しそんなことを思ったので。
宇多田ひかる 歌うと楽しいけれど、リピート部分て誰のも面倒ですね・・・。 ミキモトさんの”日々の泡日記”、面白いです。
99/05/15 01:17:39
名前: ゆみ |
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コメント:
edger さんへ。ホームページは持ってません。国民は確固とした存在だとは言えると思います。その理由はみんながそう考えているからです。「国民」(あるいは民族)という共同体は、近代になってつくられたものです。日本においては江戸時代まで、だれも「わたしは日本国民だ」などという意識は持っていなかったと思います。欧米列強に伍していくために、国民国家の創造は必要だったとさしあたっては言ってよいでしょう。そして、創造された「国民」は、新聞をはじめとするメディアを通じて、日々強化される。つまり、自分とまったく無關系の見ず知らずの人が、いつどこで事故にあったとか、犯罪を犯したとかいう記事を読んで、その事故なり事件の起きたとき、自分にはその被害が及ばなかったと、「想像」することが出来るではありませんか。
日本という空間に、無關系の多くの人間が、同時に存在していると「想像」することが出来ますね。新聞とは、この想像(=創造)された共同体に根拠なき確信を与えるための重要な道具であるといえます。もうひとつ例をあげると、地図があります。日本の国を自分の目で直接見たことがないにもかかわらず、日本の形をわたしは思い浮かべることが出来ます。学校はいうに及ばず、ニュースや天気予報で使われる日本地図により、「国民」は自分たちの共同体が、地理的にも確かにあると想像できるようになります。(逆に、国土を持たない民族は、国土を持たないことを「欠如」と感じるでしょう)
#
ところで日本人以外の人が書いた文学は認めたくないのは、政治的な理由、つまりナショナリズムからではないですか? 断言しますが、あらゆる文学は政治的であり、あらゆる政治は文学的です。
#
いわゆる名文というのを突き詰めていくと、花鳥風月とか、美しい日本のわたしとかになりがちで、それを避けたつもりでも、村上春樹みたいに隠微なかたちで天皇制に貢献してしまったりするものですから、わたしは小説を書くときはとくに文体に注意を払います。取りとめなくなってしまったので、今回はこの辺でやめておきます。
99/05/14 08:11:29
名前: edger_ |
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コメント:
ゆみさん、面白い。hp.はお持ちで無いですか?やはり文学部なのでしょうか。国民意識というか、そこに産まれたという、群れの弱者の?本能みたいなものかもしれませんね。弱い者、毛色の違うものは排除する群れの暗黙の掟を持つ、そのうちの一つにも”国民”があるかもしれません、言い方が逆ですが。思想や政治の世界以外は、私も多分誰もそういう意識は余り無いかもしれませんが、海外とか他の群れの中では特に差は感じたりするものかもしれませんね(海外も転勤も経験無し・・・)。国民は想像だけでは無く、確固とした存在だとは思いますけれど、ただ、ネットしていると、ハーフとかクォータとか意外に多いので、現代は特に将来はもっと社会が複雑になるのでしょう。私はイギリスに生まれたかったです、単に好きというだけですが、でも自分はあくまで自分なので、”イギリス人”に生まれたかったかというと、それはまた別物というのも、国民意識についてに何か論点を与えるものかもしれません。丁度今は、不安定な世界情勢なので、国民について考えざるを得ない時期でもありますね。文学と国民について言えば、私は日本人以外が日本語で書く文学は、余り認めたくありません。昨今、”国籍不明な小説”という記事を読みました。どこの国の人に該当するのか、血が混ざり生まれ育った国も違うし、またその言語はどうなる、一体何人になるのかというようなものでした(ゆみさんは、この辺のことが論争したかったのでしょうか)。全くの日本人でも、国籍不明な有名な小説も売れ筋だったりするので、ますます世の中は複雑です。また、私の作品は独り言のような静かなものだけれど、名文で揺さ振りを掛けてみたいかなあ。私の年齢になると、文学というより、既に文芸という芸の道になっているような感じです・・・。
99/05/13 23:57:03
名前: ゆみ |
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コメント:
ミキモトさんの質問1への回答ですが、どうして苛立つのかよく考えるとわかりません。日本に住んで日本語も流暢に話す「外国人」はいくらでもいて、そういう人々に少しばかり嫉妬してます。私も外国語のように日本語を読み、かつ話し、書きたいとおもってます。
質問2ですが、ベネディクト・アンダーソンによれば、「国民とはイメージとして心に描かれた想像の政治共同体である」ということです。見ず知らずの人々が、なぜ「同胞」意識を持てるのか、不思議に思いませんか? 私はその「同胞」意識とか、愛国心なるものには鈍感なほうですが、それでもまったく持っていないわけでもありません。文学作品というのは、作者がどんな意図で書こうとも、必ずこの共同体を安定させる役割を果たしてしまうのです。だから、まともな作家なら間違っても「名文」など書かない。なぜなら、「名文」ほど共同体を安定させるものは無いし、小説家というのは、共同体に揺さぶりをかける存在だと考えるからです。
99/05/11 10:52:39
名前: edger_ |
ホームページアドレス: |
コメント:
みきもとさん、私ってやはり外れてしまいましたねー。
でも何と無く解かってはいる私だったりするのでした。
信じられるのは”愛”というのは、心に響きました。
私の最も好きな言葉かもしれず、掲げてもおり、その真実を追い求めているのかもしれません。
99/05/11 00:48:08
名前: 管理人ミキモト |
見たぺーじ: 皆さんに |
中学時代、数学は好きでしたか?: 一月に一回無性にポテトチップスが食べたくなる。 |
コメント:
edger_さんはじめましてです。
ゆみさん、こんにちわ。 イリューシン30さん。はじめまして。
いやぁ、よくわかんないです。皆さん、 なんの話をしているのですか。ウタダヒカルのことですか。
いやいや。僕はオートマチックなんて歌えませんよ。いい曲
だとも思いません(ビーズよりはずっとイイですけど)。でもあの歌はきっと難しいです。
えーと。このHPは別に文学について話し合うところではない
です。だから、まったくのフリートークです。特に僕の書いた
ことに関することなら、どんな罵詈雑言でも受けますし、皆さ
んの言いたいことを言っていただくことは非常にうれしいこと
と思います。
確かに、議論というのはあくまで揚げ足取りとは違うわけです。しかしながら、ゆみさんは僕(ミキモト)の揚げ足をとったわけではないですし、イリューシン30さんもゆみさんの揚げ足をとったわけではないす。だってそれはちゃんと文章内に「揚げ足をとるつもりはない」と書いてあるんだから、そうですよね。だから、お二人は一言述べただけなわけです。だから、edger_さん、全然白熱なんてしていないし、ここはブンガク系なんてカッコイイ掲示板じゃないですよ。これホント。だいたい僕のその「ウタダヒカルのCDが……」なんて日記自体がただの愚痴でありましてしょうもないことなんす。「日本国民の20人」に関しましても、僕にとってどっちゃでもいいことなんす。でも、そこに誰かがこだわるのは自由です。で、誰かがそのこだわりに疑問を抱くのもまた自由です。全くもって自由です。
それで、あの僕の発言です。
1.ゆみさんへ
「日本語を話すというだけで「日本人」とさ
れてしまう環境に多少の苛立ちを感じる」というのはどうして
そのように感じるのですか?
2.ゆみさんへ
『「国民」という想像=創造された共同体と
文学との関係』というお題は掲示板で議論するには大きすぎるお
題なので、もう少しちっちゃめでお願いします。で、それ以前に
『「国民」という想像』という言葉が僕には皆目わからないです
。本の一冊や二冊でわかるような問題ではないと思われますので
ちょっと今の僕には無理っぽいです。
3.イリューシン30さんへ、ハンドルの「30」には何か意味が
あるのですか?僕のメールアドレスの数字は意味があります。
4.edger_さんへ。ちょい外れてます。でも「転勤」って凄いタ
イヘンなんだそうですね。今日の新聞にも、転勤の多い恋人の移
住にくっついて行き、自分はすぐ辞めちゃってもいい仕事にしか
就く気しかしなくて、この先、また、彼の転勤にくっついていっ
て充実しない生活を送り続けるのかと思うと辛い、というような
投稿が載ってました。でも、それでも付いていく彼女はよっぽ
ど彼が好きなんでしょうねぇ。
世の中で信じることが出来るのは
やっぱり最終的には「愛」なんでしょうか?ねぇ。
99/05/10 13:20:18
名前: edger_ | ホームページアドレス: 私のホームページへ |
見たぺーじ: 今日は掲示板 | 中学時代、数学は好きでしたか?: んーと・・・ |
コメント:
もーにん
ここの掲示板てためになるし、白熱してますねー、何かとても楽しくて私も何だか参加したいです。
私は議論なんて出来るほどお勉強もしてませんが、思っていることくらいなら言うことは出来ましょうか。
私の探していたものは、こういう文学系の掲示板だったような気さえします。
皆様、無駄の無い文章で読んでゆくと気持ちがすっきり、感動ものでした。
チャットで遊んでばかりだった私って、ううう。
あ、難しいことは解かりませんが、宜しくお願い致します。
私のまともに作るれる前から壊れ掛けてるhp.にもいらっしゃって下さいね。
高野文子さんの漫画、好きでした。
後、読書傾向はやはり年代でお若いみたいですね、名だけは眼にしたかな程度だったりする私でした。
国民意識でしたっけ、やはり転勤族の人って旅先意識があるし、国際結婚だって人にもよるでしょうが、責任が余り無かったりするかもしれませんね。
要はその国を愛する心も大切なのかもしれません。
あ、もう忘れちゃったので、外れたことを書いているかも私・・・。
99/05/10 05:52:29
名前: ゆみ |
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コメント:
イリューシン30さん、野暮は百も承知ですよ。それから、わたしの書きこみと宇多田ヒカルとはもちろん無關系です。目くじらを立てているわけでもありません。わたしの揚げ足取りめいたツッコミは、間違っていたかもしれませんが、ちょっと引っかかったので。「国民」という想像=創造された共同体と文学との関係について議論したいというかたいませんか?
99/05/10 03:08:16
名前: イリューシン30 |
ホームページアドレス: |
コメント:
ゆみさん、揚げ足を取るつもりはないんですけど...。それじゃ、例えば海外向け輸出盤の売り上げはどうでしょうね〜。きっと日本国内、海外全部ひっくるめてウン百万枚、ってことしょ、あれ? その枚数を、単純に日本国民の人数とされる数値で割ってみたら、「20人に一人」になった、こりゃスゴイってわけでしょ? 日本国籍を持っている、いないとか、そういうことをいうのなら、その前にけっこう大きな市場である台湾とか、香港のこともいわなきゃならないのでは? つまり、こうした話題で細かいことにメクジラたてるのはヤボというもんでござんしょう。しかも有り難そうなご本までご紹介くださって...。「日本に住み、日本語を話すというだけで「日本人」とされてしまう環境に多少の苛立ちを感じる」とありますが、これと宇多田ヒカルの枚数と何の関係があるんでしょうか?
99/05/08 23:38:59
名前: ゆみ |
ホームページアドレス: |
見たぺーじ: 日々の泡日記 |
コメント:
5月3日の日々の泡日記に、日本国民の20人に一人が宇多田ヒカルのCDを持っていることになる、というようなことを書いてらっしゃいますね。揚げ足を取るつもりはまったくないんですけど、「日本に住んでる人の20人に一人」という方が、わたしは好ましいとおもいます。日本でCDを買う人がすべて日本国籍を持っているわけではないからです。わたしだってそういう人が全体に占める割合がごく僅かだろうことはわかりますが、「日本国民の20人に一人」という言葉に少し引っ掛かったものですから。
ベネディクト・アンダーソンの「想像の共同体」という本をご存知でしょうか?
お互いに見たこともあったこともない人同士が、同じ国家という共同体の一員であるという「幻想」をどのようにして持つに至ったかかを考察した論文です。
日本に住み、日本語を話すというだけで「日本人」とされてしまう環境に多少の苛立ちを感じるわたしとしては、ミキモトさんを非難するつもりなど毛頭ないのですが、一言書いておきたかったので。
99/05/08 10:50:59
名前: edger_ | ホームページアドレス: 私のホームページへ |
電子メールアドレス: メールはこちらまで | 見たぺーじ: 全部 |
中学時代、数学は好きでしたか?: 特には |
コメント:
初めまして。
文芸の検索中にこちらのタイトルが面白いので参りました。
少し前より私も”私を嫌って下さい”と、同じことを思っており(思うまでも無いけれど)、詩にもしていましたので。
宜しかったら、リンクしましょう。
99/04/08 21:13:51
名前: 管理人ミキモト |
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見たぺーじ: アツコさんへ |
コメント:
こんにちは。どうもです。いやぁ。高野文子
って全然読んだことないです。噂は聞くんで
すけどね。
村上龍のそういうイメージって分かります、
めっちゃ笑えます。こうなんて言うか、図
太そうな、わがままそうな……。そうかぁ
、別れ話もステーキかぁ。なんかスゲェ、
リアルに思い浮かべてしまいました。
ボリスヴィアン全集が早川書房から出てます。
その12巻目が「醜いやつらは皆殺し」です。
僕はヴィアンのヴァーノン・サリバン名義
(ハードボイルド・SFちっく)の作品は
「墓に唾をかけろ」以外流し読みで、内容も
あんまり覚えていません。まぁ、わりとこの
作品はマシな方だったと思いますが……。
このジャンルに詳しくない僕としては、出来
がどの程度なのか比較対照するものを知らない
ので、わかりません。
しかし、ヴィアンを研究している者がこうい
うことでいいのだろうか(いいわけない)と
、ちょっと反省してます。
ということで、も
うお読みになったのかしれませんが、代表作
は「日々の泡」です。
もし、読んでおられな
いならこちらを先に読むことをオススメしま
す。ヴァーノン・サリバン名義では「墓に唾
をかけろ」がオススメです。
99/04/06 13:04:51
名前: アツコ |
ホームページアドレス: |
コメント:
こんにちは。お久しぶりです。そして、4月の日記を読ませていただきました。フフ、面白かった。小人マンガといえば、高野文子の『棒がいっぽん』の中に『東京コロボックル』という名作があるのを御存知ですか?面白いですよ。
ところで、どうでもいいことですけど、以前、誰かの対談か何かで、「村上龍ってなんか、いつでも肉を食っているような、別れ話もステーキ食いながらしてそうだ」みたいな事を言われていて、なんかそれもすごいな、と思って笑ったのを覚えています。 ところで、ボリス・ヴィアンに『醜い奴らは皆殺し』とか言う小説ってありますよね?あれを読んでみたいんですけど、どこから出ているか教えてくれませんか?
99/03/14 20:40:44
名前: 管理人ミキモト |
見たぺーじ: アツコさんへ |
コメント:
僕の島田雅彦嫌いは彼の処女作「優しいサヨクの・・・」がよく分からなかったことから始りました。実に勝手な理由です。で、村上龍も嫌い。これも似たような勝手な理由です。だから、あんまり読んでません。「タマや」はなかなか気持ちいい小説でした。アレクサンドルの情けなさが個人的に実に身に染みます。でも彼は男前ということを除くと良い奴だと思います。
で、ゆみさんへの返事にも書きましたが金井さんの物理的な言葉の多さ(他の小説は知らないですけど・・・)一つのことを、何回も、違う、または同じ言い方であらわそうという試みではないのかと僕などは思いました。わりと読者が読みやすいような、リズムで言葉が並んでいたりと、計算されています。でもそういうことはどうでもよくって、とにかく、吉本ばななの「キッチン」とかと違って、自然に読めます。それはきっと、この作家がわりと正統派な部分を持っているからだと思いました。何が正当派なのかはうまく言えないけれど・・・。うん。楽しかったです。時間次第で、他のオススメもチェックしてみます。
99/03/14 20:38:21
名前: 管理人ミキモト |
見たぺーじ: ゆみさんへ |
コメント:
>小説に、主題、表現すべき内容などをまず読み取ろうとする人達には、彼女の書くものは難しいでしょう。
ということですが、僕も半分同感です。よく、「詩」から入った小説家は結局、詩なんだ、詩が原点なんだ!みたいなことを言います。レイモンドカーヴァーとかの小説も、彼が詩から入った人であることを知り、ああ、そんな感じ、と妙に納得したり僕はしました。何がそんな感じなのかはわからないけれど・・・。
で、僕は金井さんの「タマや」を読んで、それとは全然違うけれど、やっぱり、詩に近いものを思い浮かべました。町田康ともちょっと共通しそうです。彼の詩も、彼の音楽を聴く限りでは、その小説(屈辱ポンチ)と、非常に密接なものを感じました。物理的な言葉の多さはこの二人に共通するようですが、これはわりと一つのことを、何回も、違う、または同じ言い方であらわそうという試みではないのかと僕などは思います。それが大きく見てその小説全体にどのような影響を与えているのかはわかりませんが、そう思いました。ヌーボーロマンとはまた違う、「目眩」が確かに感じることができました。因みにボリス・ヴィアンもまた、違った「目眩」を起こさせますよ。気持ちいいですよ。慣れれば・・・。是非、時間のある時に試してみてください。
99/03/14 02:42:48
名前: アツコ |
ホームページアドレス: |
コメント:
偶然にも、おとといくらいに島田雅彦の『やけっぱちのアリス』を読みました。島田雅彦の小説は何冊か読みましたが、すごく好きというわけではないけど、嫌いとまではいかないという感じです。金井美恵子の代表作というか、私が読んでほしいな、と思うのは講談社文芸文庫の二冊です。(文庫にしては高いけど)『タマや』は如何でした?
99/03/13 07:57:55
名前: ゆみ |
ホームページアドレス: |
コメント:
金井美恵子の短編集が講談社文芸文庫から2冊でています。あ、福武文庫からもでてます。長編だと、『岸辺のない海』、『文章教室』、『恋愛太平記』、『柔らかい土をふんで、』です。が、わたしとしては、まず『軽いめまい』あたりが読みやすくてとっつきやすいのではないかと思います。それでものっけから長文で、42行まで改行、読点なしなので、わたしはくらっとしてしまうのですが、小説に、主題、表現すべき内容などをまず読み取ろうとする人達には、彼女の書くものは難しいでしょう。
99/03/09 20:07:32
名前: 管理人ミキモト |
見たぺーじ: 今日は雨の中よく動いた、小説読みながらいつのまにか寝ているのだろう。 |
中学時代、数学は好きでしたか?: アツコさんへ |
コメント:
空の怪物アグイー』はわりと大江さんの自伝的な要素が多分に入った重いテーマの短篇で、おかしいということはなかったです。アツコさんはどこがおかしかったのでしょうか。うーん。わかんない。大江健三郎の初期の短篇はわりと好きでちょっとは読みました(僕はあんまり大江さんの最近の作品は好きじゃないんです、特に長編。理由はうまく言えない)。
で、アツコさんは島田雅彦とか好きですか?僕は嫌いなんすけど、島田雅彦が好きっていう人のことは、なんとなくどのへんがいいのかは分かります。
島田さんも大江さんもロブ=グリエも頭良いんだけど、ちょっとそれぞれ違いますよね。一体、アツコさんはどんなところにグッと来たのでしょうか?金井さんを読めば分かるかなぁ。
というわけで…ということではないのですが、今日、古本屋さんで『タマや』という金井美恵子さんの小説を見つけました(なんと50円だった)。あとで読もうっと。
ところで金井美恵子の代表作って何ですか?
99/03/08 00:05:02
名前: アツコ |
ホームページアドレス: |
コメント:
ごめんなさい。さっき書いた時、うっかりして名前を入れ忘れてしまいました。というのも、送信と間違えてリセットを押してしまい、慌てて書き直したために名前を飛ばしてしまったんです。原因を辿れば辿る程、私の馬鹿さ加減が露呈して恥ずかしいですな。ということで、下の文は私が書きました。ごめんなさい。それでは失礼します。
99/03/07 23:11:22
ホームページアドレス: |
コメント:
こんばんは。丁寧なお返事どうもありがとうございました。嬉しかったです。私も最初ロブ・グリエやクロード・シモンを読んだ時は「・・・え?」って感じでしたが、ページを追うごとに少しづつその意味不明さというか、緻密な描写がありながらも何ひとつ確かなものを獲得出来ないという宙ぶらりんで不確かな読者の位置みたいなものに魅力を感じたわけです。まぁ、映画にしろ小説にしろ「よくもまあ、ここまでやるよね」っていうあの人々の執念みたいなものにおかしみを感じてそこが好きっていうのもあるんですけれど。確かにさして親しくもない人に突然『迷路の中で』なんかを貸したりしたら怪しまれてしまいそうですね。ても、大江健三郎の『空の怪物アグイー』なら0Kじゃありません?私あれ読んで相当おかしかったです。
そして、ゆみさん!もしかして金井美恵子がお好きなのでしょうか?私はバカで無教養ですけれど、金井作品はそれこそ貪るように読んでしまいます。『アカシア騎士団』や『豚』や『空気男のはなし』なんかは金井美恵子が明らかに読者を楽しませようとして書いてるように思うのですが、いかがでしょう?そして、こんなに長くなってしまってどうしましょう。ごめんなさい。すいません。許して下さい。それでは、さようなら。
99/03/06 00:46:13
名前: 管理人ミキモト |
見たぺーじ: ゆみさんへ |
中学時代、数学は好きでしたか?: 花粉症がっ! |
コメント:
ゆみさんへ
書込む時にホームページのアドレス欄に書込まなくても、常に「私のホームページ」は常に「押してくれ!」の色をしています。ということであつこさんはホームページアドレスを書き込んでいないのですね。
うーん、「やわらかい……土」
OKです。感じましょう。少なくも僕は感じる。OKス。
99/03/06 00:31:30
名前: 管理人ミキモト |
ホームページアドレス: 私のホームページへ |
中学時代、数学は好きでしたか?: 肩凝りひどい |
コメント:
アツコさんへ
どうもどうも、はじめまして、よろすくお願いします。
御返事は3月6日の日記に書きました。よろしかったら
見てください。また来てね。
99/03/05 06:24:01
名前: ゆみ |
ホームページアドレス: |
コメント:
アツコさんのホームページを見ようと思ったのですが、クリックしても駄目でした。
金井美恵子の小説はある種の「教養」がないと読めないでしょうね。
言葉に対する鋭敏な感覚というのは、例えば「柔らかい土をふんで、」に官能的な喜びを感じるかどうかということでよいでしょうか?
99/03/02 00:56:45
名前: アツコ | ホームページアドレス: |
電子メールアドレス: メールはこちらまで | 見たぺーじ: 大体見させていただきました |
中学時代、数学は好きでしたか?: 嫌いでした。 |
コメント:
はじめまして。
日記、面白かったです。ところで、ヌーボーロマンを勧めたりすることは、本当に悪なのでしょうか?
私は嘘じゃなく、心からあの種のものを面白いと思いますが。だって、みんな凄いんだもん。文章長くて。それを読みながら、くらくらと目眩のような感覚を味わうのは魅力的な事であります。
文学者に意地悪な人が多いというのには、概ね賛成。例えば金井美恵子の意地悪さは、言葉に本質的に鋭敏な感覚を持っていないと成立し得ない、ひとつの魅力ですらありますもの。
ところで、尾崎翠は本当に面白いですよね。私ははじめて、「第七官界彷徨」を読んだ時はしばらく興奮がおさまりませんでした。もう読まれたかと思いますが、まだでしたら是非。そけではさようなら。
99/02/17 02:48:11
名前: 管理人ミキモト | ホームページアドレス: |
見たぺーじ: 返事 | 中学時代、数学は好きでしたか?: 数学の先生に好感を持てたことがない。偏見かなぁ。 |
コメント:
>新潮文庫の「日々の泡」を買いました。これから読もう
>と思います。 はっきり言って、歴史的な名作でもないですし、特に新しいゾ!これはッ!という作品ではないです。でも、とても
ヴィアンという人のヒトトナリがよく表れている作品です。卒論に扱うと担当の教授に言った時も「(資料が少ないので)やめておけ」とはっきり言われたような作家です。5月革命以降急に人気が出始め最近ようやくあちらでも研究対象になってきたようです。今では若者の作家の
代表となっているようです。僕はそんな読まれ方に首を傾げていますが……。
ともかく、リラックスして読んでやってください。
(おかしいことに、まるで自分の文章が読まれるような緊張を感じてしまいます)。
また、入谷さんのホームページのコーナー「こんな本を
読んだ」で取り上げてもらえれば嬉しいです。
それから、新しい小説楽しみです。
99/02/15 00:00:46
名前: 入谷芳彰 | ホームページアドレス: 私のホームページへ |
電子メールアドレス: メールはこちらまで | 見たぺーじ: 日記 |
中学時代、数学は好きでしたか?: 全くダメ |
コメント:
ここに書き込むのは実にお久しぶりです。好きな数字をあげるんですか? それじゃ、「9」にしておきます。九つの交響曲を残した作曲家が多いので、僕もそのひそみに倣って、死ぬまでに九つの長編を書きたいと思っているので。
新潮文庫の「日々の泡」を買いました。これから読もうと思います。
それでは。
99/01/20 20:03:02
名前: 藤原 直彦 | ホームページアドレス: 私のホームページへ |
電子メールアドレス: メールはこちらまで | 見たぺーじ: 小説読めなかった |
中学時代、数学は好きでしたか?: 好き |
コメント:
日記を読みました。
坊ちゃんの時代の話と、フィッシュマンズの話が書いてあったので、波長が合いそうで書いています。
私も小説を書いています。
よかったら同人にいれて欲しいです。
うちのページにもいらしてください。
感想聞かせて貰えると嬉しいです。
おすすめは”日の明ける”と”声”でしょうか。
小説読めるようになったら連絡くれるとうれしい。
では、また。
98/11/17 21:31:21
名前: 管理人ミキモト |
ホームページアドレス: |
コメント:
今、近所を久しぶりに見ているとなんと「文学サイト」が
新しく出来ているではないですか!びっくりです。
しかも、文学論争をしよう!というようなサイトなのです。そういうの好きな人って結構いるようですね。
「論争」といわれるとちょっと怖いんですけどね。
ということで興味のある人は「8975」へ・・。
98/10/02 00:15:24
名前: 管理人ミキモト |
ホームページアドレス: |
コメント:
ハァー。最近、書き込みないなぁ。ちょっと辛いです。
なんかすべてが停滞ぎみです。そろそろ卒論も気ィいれていかなあかんし……。BGMはサージェントペパーズロンリーハーツクラブバンドなのさ!
98/09/14 08:36:14
名前: まつを | ホームページアドレス: 私のホームページへ |
電子メールアドレス: メールはこちらまで | 見たぺーじ: まいご |
中学時代、数学は好きでしたか?: ふつうね |
コメント:
はじめまして
まいごの「小学校の頃、博物館や工場へ行くと決まって僕は迷子になった。とにかく皆から離れることしか考えていなかった。」というフレーズをよんで,おお私の事が書いてあると,読み進みました。日常の不思議空間に向ける視線が冴えてらっしゃる。
私のささやかなHPにもお出で頂けば幸いです。では。
98/09/10 00:17:50
名前: 管理人ミキモト | ホームページアドレス: 私のホームページへ |
見たぺーじ: 皆さんへ | 中学時代、数学は好きでしたか?: はい、でも、高校に入った途端に彼が大嫌いになったの・・・。 |
コメント:
どうも、ミキモトっす。
掲示板が新しくなったので皆さんビシバシ書いちゃってください!宜しくお願いします。
改行は半角<br>で出来ますっ!